エロトランスさん:「催の森」リリース

2011.05.06(金)23:12:40


完全攻略シリーズでも取り上げさせて頂いたサークル、エロトランスさんから、予告されていた「人外」をテーマにした催眠音声作品「催の森」がリリースされました。

催の森

ことね様&サイミーさんによる強力な催眠音声タッグによる最新作は、インパクト大なジャケ絵が目を引くサキュバス催眠。レンブラントを思わせる漆黒の黒とBlurの向こうから光を放つ色白の肌のサキュバス様がこちらを…すばらしい。
前作ヒプノタイマーに続いて登場のことね様。やはり本作も催眠成分全開で再生した瞬間からことね様フレーバーが脳にふわーんと満たされていきます。ことね様、今回は催眠の誘導役として登場です。気になる導入ですが、やはり催眠の技術に長けたサイミーさんの誘導スクリプトは別格。高い被暗示性を要求する作品が催眠音声を自称する中、「催の森」この言葉で他を圧倒する催眠性の高さに4分と通常意識を保てません。
ことねさんの語りとサキュバス・ミーのキャラクター性。誘導者とシナリオシチュエーションの両立が催眠音声というフォーマットで高次元に融合されています。そのスタイルにおいて、この作品はヒプノタイマーに続く催眠音声の一つの到達点といっても過言ではありません。
精子が食料というサキュバスとの1時間にわたる邂逅。自然な形でストーリーに含まれる暗示は催眠状態の肉体に確実な反応をもたらすでしょう。エロティックで扇情的な描写、脳裏に浮かぶミーの肢体とセクシャルな振る舞い、そして体感的な実感を伴う情景は、催眠音声に求める快楽の形をそのまま備えています。

そこには、モノラルのWAVファイル1本と注意書きテキストのみ。注意書きコメントに記載されているサイミーさんの意思もこの作品の導入からジワっと染み出してくるようで、ことね様の声を通じてサイミーさんの施術が感じ取れるような、そんな懐が深く、リスナーと催眠音声そのものへの想いが作品となって昇華されている感もあります。
「ああ、催眠ってこれだなぁ」と催眠そのものの、催眠状態に入った際の感覚を感じ取る事ができるのではないかと思います。あのとき、リコ様につれられてカップル喫茶に足を運んだときのような、ピンクの部屋を体験したときのような、少女デパートで100万ドルの夜景を見下ろしたときのような、あのときの感覚が甦ってきました。

総再生時間:64分
タイトル:催の森
サークル:エロトランス
スクリプト:サイミーさん
声:紅月ことねさん


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