KUKURIさん：「ハルモニア～黄昏症候群～」

2013.07.20(土)05:42:50

「それは、いつもの日常…それは漠然としたもの…」
詩的でドラマチックなストーリーが催眠状態で進行するドラマチックヒプノチック音声作品をプロデュースし続ける第一人者KUKURIさんの新作です。
ハルモニア～黄昏症候群～

前作凌辱円舞曲～風の王女セシル～Preludeから半年。なんと新シリーズの登場です。
KUKURIさん作品の特長はその深いドラマとそれに欠かせないTS＝つまりトランスセクシャルです。
本作の舞台は学校、学校に伝わる七不思議。よくある話の一つではありますが…そこにいたのは空に浮かぶ少女。丁寧な導入、そしてTSはKUKURIさんが長年育んできたきっちりと入り込める催眠の技法が蓄積され、今回もしっかりと深化しています。シャボン玉をメタファーとしたじんわりとしたHパートは、直接的なリアルシチュエーション物が勢いを増すなか、詩的なイメージと性的感覚をマッチさせ快感のイメージとリンクし快楽を増幅させてくれます。
もちろん、よりフィジカルな快楽を追及したウラパートもしっかりと同梱。メインフォルダの音声だけでも催眠音声として楽しむことができますが、KUKURIさんと言えばオマケファイルによりディープな内容が隠れていることもお馴染み。
今回は３階層に分けられたおまけフォルダには、本編をより深く楽しむためのドラマパート、そしてさらに「ウラ・もう一つの季節へ」フォルダが…。むしろ、このウラドラマパートから始まるストーリーこそがこの物語の本質なのかもしれません。
今回もやっぱり…ハンカチが必要でしたね。
トランスできて気持ち良くて、そして感情があふれる物語(ストーリー)。これから始まる夏の季節、物語の思い出とともに過ごしてみませんか？